こんにちは!
自由が丘にある話し方教室 シュイロ 講師の岡田美咲です。
昨日までは、NHKキャスター時代に培った力についてお話ししました。
そして現在は、話し方講師として仕事をしていますが…
「どうしてNHKキャスターという肩書きを手放して、わざわざ自分で教室を始めたの?」
受講生の皆さんや周りの方々から、よくこんな質問をいただきます。
確かに、そのままアナウンサーとして「話す仕事」を続けていく選択肢もありました。
ですが、私はこの道を選んだこと、そしてフリーアナウンサーとしてではなく「話し方講師」として生きていることに、後悔はただの一つもありません。
今日は、私がなぜNHKキャスターを辞め、独立してシュイロを立ち上げるに至ったのか、その原点をお話しさせていただきます。
コロナ禍で始めたYouTubeが、人生の転機に
私が話し方講師としての人生を意識し始めた大きなきっかけは、2020年のコロナ禍にありました。
当時、思うように取材に出かけられない状況の中で「今、自分にできることは何だろう?」と考え、アナウンサーを目指す就活生に向けたYouTubeチャンネル『金なしコネなし学歴なし アナウンサーになる』を開設しました。
私自身が就職活動時代に悩み抜き、喉から手が出るほど知りたかった情報。
そして「お金をかけなくても、いま持っているものでできる最大限のこと」を試行錯誤しながら発信し始めました。
すると、想像以上の反響をいただくようになったのです。 アナウンサー志望の学生さんだけでなく、日々お仕事を頑張っていらっしゃる社会人の方々からも、多くの質問や感謝のコメントが届くようになりました。
「誰かの背中を押す」という喜び
ちょうどその頃、NHK横浜放送局での次の進路を決めるタイミングを迎えていました。
「アナウンサーとして話すことよりも、教えること、誰かの背中を力強く押す仕事がしたい」
自分の心の中にある望みに気づいた私は、迷うことなく「伝える技術を教える道」へ進むことを決意しました。
大手スクールでの経験と、独立への決意
その後、一度は大手のスピーチスクールに所属し、講師としてのキャリアをスタートさせました。
そこでは個人では経験できないような大きな仕事にも携わらせていただき、本当にたくさんの生徒様や講師の方々との出会いがありました。
しかし、たくさんのレッスンを重ねる中で、新たな強い想いが芽生え始めます。
「マニュアル通りの指導ではなく、もっと一人ひとりの人生や心に深く寄り添いたい」
「卒業して終わりではなく、その先もずっと受講生さんの活躍を見守り、応援し続けられる居場所を作りたい」
組織の枠組みの中ではどうしても叶えきれない、この温かな関わり合いを実現するためには、自分の足で立ち、自分の教室を作るしかない…
そう決意して生まれたのが、話し方教室シュイロです。
「自由が丘」に教室を構えた覚悟の形
独立にあたり、オンラインやレンタルスペースで始めるという選択肢もありました。 ですが私は、「悩んでいる人を絶対に助けるんだ」という強い覚悟を持ち、自分自身を鼓舞するためにも、実店舗として自由が丘に教室を借りることを決めたのです。
そして教室を構えてから数年後、胸が熱くなるような発見がありました。
私が大学入学前に課題図書として読み、一人ひとりの個性に寄り添う教育方針に深く感銘を受けていた『窓際のトットちゃん』(黒柳徹子さん著)。
その物語の舞台である「トモエ学園」が、なんと昔、この自由が丘の地にあったことを知ったのです。
生徒一人ひとりの声に耳を傾け、その人らしさを大切にするトモエ学園の姿勢は、まさに私がシュイロで実現したかった教育そのものでした。
この場所に教室を構えたことには、必然のようなご縁と運命を感じずにはいられませんでした。
「私にしかできない仕事」に誇りを持って
「アナウンサーを辞めるのは怖くなかった?」「もっと先のキャリアを目指さなかったの?」と聞かれることもあります。
ですが、未練や後悔は一切ありません。
アナウンサーの世界には、私よりも技術が高く、若く意欲に溢れた素晴らしい人材が次々と現れます。
けれど、話し方講師として腰を据え、圧倒的な共感力と傾聴力を持って一人ひとりの生徒さんの悩みや人生にじっくり向き合うこと
これは、「私にしかできない、私だからこそ頼ってもらえる仕事」だと胸を張って言えるからです。
だからこそ私は、肩書きを「話し方講師 岡田美咲」とし、この仕事に大きな誇りを持って日々レッスンに向き合っています。
おわりに
あの時、覚悟を持って独立を決めたからこそ、今こうして「自分らしく話したい」と願う大切な受講生さんたちと深く繋がることができています。
明日のブログからは、シュイロに訪れる、いや、シュイロの成長とともに話し方を磨いていった生徒さんたちの、
リアルな変化やレッスンについても詳しくお話ししていきたいと思います!
話すことに不安を抱えている大人の皆さんも、ぜひ明日以降の記事を楽しみに読んでいただけたら嬉しいです。
それでは、今日はこの辺にしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!

