学ぶは真似るから
こんにちは!
自由が丘にある話し方教室 シュイロ、講師の岡田美咲です。
昨日はNHK宮崎放送局時代のお話をしましたが、今日はその後のNHK横浜放送局での4年間で私が学んだことについてお話ししようと思います。
NHK横浜放送局時代、私はラジオやテレビ、中継、公開生放送など、本当に様々な仕事に関わらせていただきました。
例えば、夏の甲子園(高校野球)や『おはよう日本』での中継など、通常、地方局のキャスターではなかなか経験できないような全国区のお仕事もたくさん担当させていただいた時期です。
そんな数々の仕事のなかで、私が最も力を入れたと言っても過言ではないのがラジオでした。
「NHKのラジオ」と聞くと、原稿がきっちり決まっている真面目な番組を想像されるかもしれません。
しかし、私が担当していたのは毎週1時間の番組で、なんと原稿がほとんどありませんでした。
1時間、ゲストの方とほぼフリーフリートークで進めていくスタイルです。
宮崎時代にアドリブで話す経験がなかった私は、突然のフリートークにうまく対応できず、最初は「相槌を打つこと」しかできませんでした。
知識不足を指摘されたり、厳しいお声をいただいたりすることもありました。
そこで私は、「なぜ自分は喋れないのか?」を分析してみることにしたのです。
浮かんできた原因は2つ。
1つは知識不足、そしてもう1つはアドリブでは標準語が喋れないことでした。
知識の方に関しては、
ジャズ番組を担当するにあたり、
基礎知識を1から学び直し、音源も事前にしっかり聴き込んで自分なりの視点を持つようにしました。
問題は標準語の習得です。
そもそも私、フランクに話す場ではコッテコテの博多弁(笑)
NHKでキャスターをしているうちは、ある程度原稿ありきで話すだろうとたかを括っていたのが甘かったですね…。
さて、ではどのように改善したか。
①プライベートでも博多弁を禁じ、徹底的な意識改革を行いました。
②さらにお手本として、アナウンサーの田中みな実さんの番組を毎日聴き込み、発音やイントネーションを徹底的に真似してみたのです。
ちなみにどうして田中みな実さんだったのか。
恐れ多くも、田中さんと自分の声質が似ている(と思っていた)こと、
あったかタイムという番組が、アナウンサーとゲスト一対一のフリートーク番組で、自身の番組の構成が似ていること
言葉の選び方やイントネーションが美しいこと
単純に田中みな実さんが好きなのでモチベーションになること、など色々と理由はありました。
1年くらい、毎日毎日寝ても覚めても「田中みな実のあったかタイム 」を聞き続け、途中のCMやちょっとした口癖は全て完コピできる程には聴き込み、実際に真似して喋っていました。
そうして「真似る」ことから蓄積していった結果、語彙力、正しいイントネーション、対話力に自信がつき、アプローチの幅も広がっていきました。
まなぶは、まねぶ、からきている
と聞いたことがありますが、
実体験を通してもその通りだと感じています。
やり方が分からない時は、まず理想のロールモデルを見つけて徹底的に真似てみる。
基礎ができたところでオリジナルスタイルにしていくと良いんです。
スポーツだって芸術だってなんでもそうですよね♪
実は、このトレーニングにはもう一つ思いがけない産物がありました。
それは、2020年からスタートした就活生向けYouTubeでの教え方です。
勘やニュアンスでなく、
何をどのようにすれば、こんな力がつく、というものを、体系立てて説明できるようになっていたのです。
すべての経験に、無駄なことは一つもありません。
つまづいたり立ち止まったり、奮闘することにも十分意味があると思えたのが
NHK横浜時代の大きな学びだったと思います。
そのほかにも数えきれないくらいの経験をしましたが、一旦今日はここまでにしておきましょう。ぜひまたの機会に。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また次回もお楽しみに^^

